美容師が教える!ドライカットのメリット・デメリットとは?
2023/08/24
美容室で普及しているドライカット。過去にはウェットカットが主流でしたが、最近ではドライカットに切り替える美容室も多くなってきました。一体なぜ、美容師たちはドライカットを推奨するのでしょうか?今回は、美容師目線でドライカットのメリット・デメリットについてご紹介したいと思います。
目次
ドライカットとは?
美容室でよく聞くドライカットとは、髪を湿らせずにカットすることを指します。通常のカットと違い、乾いた髪のままカットするため、タオルで髪を拭いたり熱風ドライヤーで乾かしたりしてから行います。
ドライカットのメリット
ドライカットのメリットは 、一人ひとり髪の毛の自然な動きを見ながらカットをする事により、仕上がり後のスタイリングがしやすく、ある程度ハンドドライでも髪がまとまりやすくなります。
また髪(やスタイル)に影響がでる、日本の湿度の高低でもドライカットは対応しやすいという点もあります。
ドライカットのデメリット
ドライカットのデメリットについてご説明します。
まず、時間がかかるという事。
髪を乾いた状態で細かくカットする為、ウェットカットよりも時間がかかることがあります。
次に、ドライカットは髪の傷みのリスクがある事。
髪を乾燥させて行うため、髪の摩擦が生じ、髪が傷んでしまうことがあります。
その為、技術的な熟練度が問われます。
ドライカットに適した髪質・スタイル
髪質としては、柔らかいストレートやウェーブがある程度ある髪がドライカットに適しています。
次に、スタイルについてですが、ボブやショートヘア、レイヤーが入ったロングヘアなど、レイヤー感を出したり、毛先を軽くするスタイルに適しています。また、短い髪を自分でスタイリングする方にもオススメです。ドライカットでカットした後に、ひと手間加えるだけで簡単にスタイリングが可能なので、お手入れが楽になります。
ドライカットを受ける前に知っておくべきこと
美容室で髪をカットする際、ドライカットという方法があります。ドライカットとは、髪を濡らさずにドライヤーで乾かしながらカットする方法で、様々なメリットがあります。しかし、ドライカットを受ける前にはいくつかの注意点があります。 まず、ドライカットは髪質によっては向いていない場合があります。例えば、非常にダメージが酷い髪や、クセが強い髪にはあまり適していません。
次に、ドライカットはカットの仕上がりによっては時間がかかることがあります。カットの規模によっては1回の施術時間が通常よりも長くなることもありますので、予約の際には事前に確認しておくことが大切です。 最後に、ドライカットはお値段が通常のカットよりも高いことがある点に留意しておきましょう。技術者のスキルや、使用する道具によっても値段が異なるため、料金についても事前に確認しておくことが必要です。 以上が、ドライカットを受ける前に知っておくべき注意点です。美容室でのヘアカットを考えている方は、自分に合ったカット方法を選ぶために、必ず美容師さんに相談してみましょう。